側弯症について①
ご自身もしくはご家族が側弯症の方が多いかなと思います。私自身ピラティスと出会う前は側弯症の方と会うことはほとんどありませんでした。名前を言っても知らない方がほとんどできっと誰にも理解されない・・・なんてネガティブに思うことも多々ありました。でもピラティスと出会って、インストラクターになり側弯の方がこんなに多くいるのかと驚きました。中には気づいていらっしゃらない方もいます。側弯症は1人ではありません。
側弯症の方でもし悩みがある方は私の発信が少しでもお役に立てたらうれしいです。
まずは私と側湾症について。
私は中学生のときに脊柱側弯症という背骨が曲がってしまう病気がわかりました。
成長期に本来はまっすぐ伸びるはずが、歪みながら曲がってしまう病気です。背骨が曲がっていることから左右の筋力バランスが崩れ、姿勢、身体への不調が出やすいと言われています。学校によっては検査があるようなのですが私が通っていた学校はなく、当時習っていたバレエの先生に言われて病院に行きました。
当時は成長期だったので、コルセットをはめて生活していました。授業中、寝るときなどもつけていましたが当時は苦しくて本当につらかったです。。硬く、上半身を覆う大きなコルセットだったので洋服も制限されるため1日中つけるのは難しかったです。当時痛みはなかったのでなんでこんなコルセットをつけなきゃいけないのか、、リハビリに行かなきゃいけないのかと泣いたりもしていました。。
成長が止まり10代後半、20代前半は痛みもなく側弯症のことはあまり気にしなくなりました。ぴたっとした洋服を着たり壁に背中をつけると違和感があったりはしましたが、、(側湾あるあるだと思います。)
会社員になり1日同じ体勢でデスクワークをすることが多くなるとだんだんと不調が出てきました。肩こり、頭痛、めまいなど、、常に痛み止めを飲んでいました。
デスクワークだから不調があるのは当たり前かと思っていましたが、ほぼ毎日夕方になると飲んでいたので今考えると恐ろしいですね。。
側弯症は年齢を重ねるにつれて、身体への不調が出てくる方が多いと聞きます。左右の筋力バランスが崩れて身体への負担が大きくなってしまいます。私の場合は今までなかった腰の痛みも出ました。特に重いものをもって長時間歩くと辛かったです。
身体がつらいのでマッサージに行っていましたが、一時的には良くなるものの改善はされなかったです。また「側弯症なんです」と伝えても知らない方もいて、、
マッサージになので背中をマッサージされたときに「なんで片方の背中が盛り上がってるんですか?面白い身体してますね」といわれたり。。本人は悪気はなかったかもしれませんが、ショックでした。また、1度受けたことがあるヨガの先生にもアジャスト(身体を触ってポーズを直すこと)された際に、「なんか背中変ですね」って言われて。。「側弯症なんです」と言ってもわからない方が結構いらっしゃいました。
もし側弯症の方、もちろん側弯症でない方も身体を改善したいと思われたら、身体のことに精通した先生のところに行くことをオススメします。動きによっては側湾に良くない動きもあります。もちろんマッサージやヨガの先生は身体のことに精通している方が多く、私も実際知識豊富な先生に会っているので上のようの書いた方はごく少数だと思います。
今でも後悔しているのは成長期中にリハビリをもっと頑張ればよかったと、、!成長期中の側湾の方は整形外科などから言われたリハビリをしっかりやることオススメします!
成長期が終わったかたは、ピラティス是非オススメします。曲がった骨は残念ながら戻らないですか、筋力バランスが整い見た目も変わります。
私は、身体に精通しているピラティスの先生と出会って救われました。続けていくうちに側湾に見られる背中の出っ張りが減りました。
長くなってしまったので、ピラティスを始めたきっかけ、実感した効果を詳しく次回書きたいと思います。
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